

一段の充実を
本年(平成25年)正月50年振りに母校を訪れました。震災後の母校を是非見たいとの思いからでした。何ともいえぬ胸の内は格別のものがありました。出勤していた教師の方の許可を得て校舎内を見学できました。なんとなく残る自分の学生時代の雰囲気。まことに昔日の気でした。校舎は一変しており、面影を微かに見るのはただ校庭のみの状況でした。更に大きな変化を目の当たりにしたのは多くの女生徒の姿でした。以前から男女共学の事は聞いておりましたが、実際目の前にその姿をみると一段の驚きでした。
しかしその全てから伝統の重みを感じたのは大変な衝撃でした。
ところで、我々同窓会支部も年々新しく社会に巣立つ会員の場とすべく、工夫を凝らし、努力を重ねなければなりません。マンネリを打破し、会員の皆様にとって真に潤いのある場となるよう目指さねばなりません。同窓の皆様の一段のお力添えの下、実りある同窓会とすべく一層の強い決意で臨んでまいります。ご提言・ご要望・ご叱声等ぜひお寄せ頂きますよう心よりお願い申し上げます。
会長 高橋 捷三(高14回)